『臨床心理士の仕事』は患者さんとのお花見やクリスマス会も立派な仕事。自分で企画・運営できる自由度が高いところがいい。

みなさんこんにちは、「理想の仕事みつけよう!」編集長の向井です。この記事では、臨床心理士の仕事のココがイイ!をご紹介します。

現在、精神科病院の臨床心理士になって4年目になるマイコさん(28)歳にインタビューをし、臨床心理士の仕事の魅力と、応募する前に知っておきたい2つのポイントをご紹介いただきました!
それではマイコさん、よろしくお願いします!



はじめまして、マイコです。私は24歳から、ある精神病院で臨床心理士として働いています。

主な仕事は、カウンセリング、デイケア企画・運営、患者さんの送迎業務、心理検査、日々の運営記録、雑務(事務仕事や掃除)などです。
この記事では、臨床心理士の仕事の魅力と、応募前に知っておきたいポイントについてまとめました。

<私の働き方>
時給:月収手取り14〜18万円
勤務時間:週5日、1日7時間
必要な資格:臨床心理士資格
勤務形態:正社員
仕事内容の大変さ:かなり大変

職場のスタッフ層

まず、私が勤めていた職場のスタッフ層についてご紹介します。
もっとも多かったところが■の部分です。
基本は穏やな職場ですが、患者さんが何かしでかしたりすると一気に殺伐とします。

項目 もっとも多い層
経験年数 □6ヶ月未満 □6ヶ月以上1年未満 □1年以上3年未満
□3年以上6年未満 □6年以上 ■なんとも言えない
男女比 □女性のみ □圧倒的に女性 ■どちらかというと女性
□男女比は同じくらい □どちらかというと男性
□圧倒的に男性が多い □男性のみ
年齢層 □22歳以下 □23〜29歳 ■30〜34歳 □35〜40歳 □40歳以上
家庭環境 □学生 ■未婚の社会人 □既婚(子供なし)
□既婚(子供あり)□離婚後(子供なし) □離婚後(子供あり)
□なんとも言えない
一緒に働くスタッフ人数(1日平均) □1人(自分だけ) ■2〜5人 □6〜10人 □11人〜20人 □21人以上
就職の難易度  □超簡単♪ヒトであれば誰でも大丈夫 □どちらかと言えば簡単な方 □普通 ■どちらかと言えば難しい(努力が必要) □超難関。相当な努力をしないと就けない
仕事を見つけた方法 □ハローワーク □新聞広告・フリーペーパー □求人サイト・アルバイト情報サイト □転職エージェント □店頭チラシ □学校の紹介・学校内の貼り紙 ■知人の紹介 □その他

臨床心理士の仕事の魅力とは?

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楽しい企画を考え、みんなで楽しく作業したり出かけたり、自由度が高いところがいい。

臨床心理士の仕事は、主に病院になりますが、実際にする業務は結構自由度が高い点がいいですね。

例えばデイケアだったら、何かイベントがあるごとに皆で楽しく作業したり、お出かけしたりするので、仕事だけど楽しめる所がある点がいいと思います。

春のお花見だったらお弁当を持って花見会場まで遠出しますし、クリスマスはクリスマス会で出し物をしながら買ってきたごちそうを食べてワチャワチャしたりとお祭り状態です。

基本的に結構自由度が高いので、自分が「良いな」とか「これどうだろう」と思ったことをきちんと企画・運営さえ出来れば何でも出来たりします。

私の時は自衛隊の見学に行ってヘリを間近で見せてもらったりもしました(ただし、結構な事前予約などが必要で、精神科ということもありかなり警戒されていましたがww)。

担当している患者さんの状態が良くなり、成長の印が見られると嬉しくなる。

患者さんが今まで一人では出来ていなかったことが出来るようになったり、完璧に出来るまではいかなくても改善されるようになったということを間近で体験すると、「あぁ、やってて良かったな」とか嬉しい気持ちになりますね。

人間って何歳になっても諦めないで取り組む限り成長していけるんだなと痛感出来ます。

挨拶をきちんとするとか、戸締りをしっかりするとか、すごく些細なことでも精神科の患者さんには難しかったりするので、やっぱりそういう成長の印が見えると嬉しいです。

あまり口うるさく注意していると、「もう嫌!!」みたいな感じで嫌われることもありますが、最後には皆さんいつも「ありがとう、先生のおかげやわ」などと言って下さるので、それだけで救われる感じです。

臨床心理士の仕事 応募前に知っておきたいポイントとは?

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臨床心理士は、医療福祉系の就職に強いが、国家資格ではない。5年ごとの更新も必要な資格。

医療・福祉系の施設に就職する際は、圧倒的に臨床心理士資格保持者が有利です。(即戦力になるだけの実力があるということだから)

ただ、臨床心理士資格は大学院を卒業したらすぐに取得できるものではなく、院卒でようやく臨床心理士試験の受験資格をもらえるだけです。

基本的に院卒業後は「臨床心理士資格取得見込み」として入社し、1年に1回東京で行われる資格試験(一時試験;筆記、二次試験;面接)に向けて働きながら勉強しなければならず、結構ハードです。合格率は60%前後で、1回で受からずに来年再受験する人も結構いたりします。

しかも国家資格ではありません。
資格取得後も5年に1回資格更新をしなければ剥奪されるので、心理学関係の学会に出席して更新ポイントを15ポイント集めなければいけません。

臨床心理士は、肉体的より精神的にくる(辛い)職場。同僚とお互い気持ちを察して助け合えるといい

臨床心理士の仕事は、肉体的にというよりは、結構精神的にくるものがある職場なので、図らずとも職場の人たちとの絆が深くなる所があります。

仕事場以外で友人と「こんな辛いことがあったんだ~!」と話していても実際の現場や空気を友人は見ていないので「ふ~ん」といったリアクションが多めだったりします…(泣)

これは本当に実際のその現場の、その空気を一緒に味わった者たち同士でないと築き上げられない絆だと感じますね。

一方で、離床心理士同士ではスタッフ間に助け合い精神が強いので、基本的に「あ、あの人、精神的に疲れてるな」と思ったり、思われたりしたら、自然と患者さんの担当をスッと変わってくれたり、フォローに入るなど空気が読める人材になれます(笑)


臨床心理士は、怒る時は怒る、褒める時は褒めるといった、メリハリのある人に向いている

ある日、病院のクリスマス会で患者さんと一緒に出し物をしました。その時は私が担当して、AKB48などの曲を一緒に踊ったんですが、最高に楽しかったです。

結構、高齢の患者さんが多いので最初は「AKBよんじゅうはちって何や?」みたいな状態だったんですが、1ヶ月ほど毎日毎日曲かけして動画サイトを見ながら鏡を見て一緒に振りの練習をしていると最終的には完璧に覚えてメロディーを口ずさむまでになってくれました(笑)

本番もAKBのようにフリフリの可愛い衣装にしよう!ということになり、しまむらに走って安くて可愛いワンピースを買って来たりしました。

患者さんもノリノリになってきてリボンは手作りし、衣装に貼り付けてリメイクしたのも楽しかったです。

臨床心理士の仕事は、怒る時は怒る、褒める時は褒めるといった風に、メリハリを持って仕事に励める性格の人がいいと思います。

また、自分の感性を大事にしつつも、人の話を聞いて冷静に判断できる力も必要になってくると思います。考えさえちゃんと持てるのであれば、年齢などは関係無い印象ですね。

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