『美術館学芸員』の仕事の魅力と、職場を選ぶ時の2つのポイント!

みなさんこんにちは、「理想の仕事みつけよう!」編集長の向井です。この記事では、美術館学芸員の仕事のココがイイ!をご紹介します。

展覧会の準備で釘を打つうちに、電気工具の使い方が得意になったサユリさん(43歳)にインタビューをし、美術館学芸員の仕事の魅力と、勤務先を選ぶときのおすすめな選び方を2つご紹介いただきました!
それではサユリさん、よろしくお願いします!


はじめまして、サユリです。私は27歳から40歳まで美術館学芸員の仕事をしていました。

美術館学芸員は自分の専門分野や知識を活かせることができ、また好きな分野をとことん極めることができる人気の職業です。
この記事では、美術館学芸員の仕事の魅力と、就職先を選ぶときのポイントをまとめています。

<私の働き方>
月収手取り:約23万円
勤務時間:週5日、1日7時間
必要な資格:学芸員の資格
勤務形態:正社員
仕事内容の大変さ:ちょっと大変

職場のスタッフ層

まず、私が勤めていた職場のスタッフ層についてご紹介します。
もっとも多かったところが■の部分です。
経験年数は浅い人からベテランまで様々でしたが、圧倒的に女性が多い職場です。
正規採用が非常に少ないので、(学芸員の)資格は持っていても就職するのがかなり難しい業界です。

項目 もっとも多い層
経験年数 □6ヶ月未満 □6ヶ月以上1年未満 □1年以上3年未満
□3年以上6年未満 □6年以上 ■なんとも言えない
男女比 □女性のみ ■圧倒的に女性 □どちらかというと女性
□男女比は同じくらい □どちらかというと男性
□圧倒的に男性が多い □男性のみ
年齢層 □22歳以下 □23〜29歳 □30〜34歳 ■35〜40歳 □40歳以上
家庭環境 □未婚の学生 ■未婚の社会人 □既婚(子供なし)
□既婚(子供あり)□離婚後(子供なし) □離婚後(子供あり)
□なんとも言えない
一緒に働くスタッフ人数(1日平均) □1人(自分だけ) □2〜5人 ■6〜10人 □11人〜20人 □21人以上
就職の難易度  □超簡単♪ヒトであれば誰でも大丈夫 □どちらかと言えば簡単な方 □普通 □どちらかと言えば難しい(努力が必要) ■超難関。相当な努力をしないと就けない

美術館学芸員の仕事の魅力とは?

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美術館学芸員の仕事の魅力①:自分が好きなことを追求できる

この仕事の魅力は何よりも、自分が勉強してきたこと、好きな事を追求できるという点だと思います。給与は高くないですが満足度はかなり高いです。
自分の表現したい世界を作ることができ、自分の努力次第で展覧会の企画立案の幅が広がり、やりがいがあります。

例えば、自分の勤めている美術館に収蔵作品がなくても、様々な他の美術館コレクションを調べ、借用できないか検討したり、展覧会の部屋のデザインを考えたりというのは、とても楽しい作業でした。
また、実際に来館者と接する機会も多く、人とコミュニケーションをとるのが好きな私にとって、実際に自分の担当展覧会を紹介する場もしばしばあり、とても楽しみながらできる仕事でした。

美術館学芸員の仕事の魅力②:平日休みにゆっくりと美術館・博物館巡りができる

完全週休二日制でしたが、基本的に土日祝日が仕事のことが多く、平日が休みになるのですが、平日休みはメリットが多くよかったです。
例えば、混雑を避けて遊びに行ける、病院、役所、銀行などの用事がスムーズに済ませることができる等々です。

また、この仕事に就いていると、他の美術館や博物館のチケットも時々もらえます!
平日の混んでいないときに、チケットをいただいた美術館へ、特をした気分で美術感鑑賞に行けるのもよかったです。

また、長期休みもいわゆる繁忙期を避けてとるので、飛行機代、宿泊代など旅行費用が安い時期に海外旅行に行けるというのがとてもうれしいメリットでした。
人気の旅行先も、格安で行け、人も少なくのんびりできるというのは一度体験したら止められません。

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美術館学芸員の職場を選ぶポイントとは?

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美術館学芸員の職場を選ぶポイント①:美術館の方針が、自分の好きな芸術分野に合っているか確認しよう

美術館や博物館は一見、どこも同じようなものを展覧していると思われるかもしれませんが、実は、どのようなコレクションを収蔵しているか、また、どのような展覧会を開催しているかというのは、それぞれの館により異なります。
特徴と傾向が、かなりはっきり分かれるのです。

自分の得意分野と好きな芸術分野、例えば日本画、彫刻、建築等々を明確にして自分に合う美術館、博物館を探すのがよいと思います。

自分の専門が「モダンアート」にも関わらず、仕事先に選んだ美術館が典型的な洋画や日本画のコレクションが主だと、せっかくの専門知識が全くの無駄になるうえ、自分のモチベーションも上がらず、もったいないことになります。

展覧会の傾向も、ぜひ自分の好みにあったところを選んでほしいと思います。

自分で作るとはいえ、展覧会の基本方針は館として決まっているので、そこが合わないとフラストレーションが溜まってしまいます。

美術館学芸員の職場を選ぶポイント②:正規職員か、非正規雇用かを確認しよう

自分にあった美術館が仕事先に決まりそうになっても、その職が正規職員なのか非正規雇用なのかは、ぜひ確認したうえで決めてください。

今の時代、学芸員も正規職員ばかりではなく、非正規雇用の可能性も多々あります。
その仕事先が、非正規でもやる価値があるのか、自分はやりたいのかをしっかり考えて、仕事先を選ぶべきだと思います。

なぜなら、非正規雇用は、給与や福利厚生の面でやはりなかなか厳しいこともあるので、始める前にしっかりと検討しないと後から「実はこの給料では生活ができない」とか、1年で契約が切れてしまうといったことも起こり得るからです。

後悔のないよう、雇用形態は確認し納得の上、仕事先は決めるのがよいと思います。

几帳面でひとつのことを熱心に追求できる人に向いている

この仕事で嬉しいことはやはり、来館者からの声が実際に自分の所にとどくことが一番うれしく、また楽しい瞬間です。

例えば、自分の担当展覧会には、必ず感想ノートを置き、自由に展覧会の感想を書いてもらうようにします。
時々、自分で見回りにいき、ぱらぱらとその感想ノートをめくるときがとてもわくわくします。

「楽しかった」というシンプルな感想はもちろん嬉しいですし、「あの絵がここで見られて感激した」などより具体的に感想を書いてくださる方も多く、来館者の言葉にやる気がでることも多くありました。
ノートばかりではなく、直接来館者と話すこともあります。
実際に言葉を交わすとよりその方の気持ちが伝わってくるので、楽しい時間でした。

この仕事は、几帳面で、ひとつのことを熱心に追求できる人に向いています。そして年齢は若い方が、今後の経験が詰めるので良いと思います。

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